本部長挨拶

2014年08月19日

本部長のこころ(9)

社会の科学技術扱いと技術の専門家(その4)

ものづくり技術には、専門分野とは別に“ものづくりプロセス分野”という違いもあります。しかも、この分類方法も一元化されていないという課題もあります。


 技術者の専門領域をみるとき、技術分野とは別に技術扱いに関するプロセスによる違いもあります。それを理解するために、機械装置を例として以下のステップ図に示します。ものづくり技術に関する技術者の場合、この一連で関わる技術者は少なくて、このステップのどこかに関わって技術的な仕事をしています。
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 一般的に技術に関する分野では、「基礎的な研究」・「基礎的技術の応用開発」・→・・・・・・→「完成検査」→「顧客導入サービス」などと進捗に合わせた技術分野になります。そのために「技術士の定義」では、次のように表現されています。
「技術士」とは、第32条第1項の登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価またはこれらに関する指導の業務を行う者をいう。


つまり、ステップの一連を「計画」「研究」「設計」「分析」「試験」「評価」と6個の表現にまとめているわけです。ものづくりの技術分野は、それぞれの細分化された段階があるのですが、この中のどこかに該当するとの判断です。

 前の表示図に示された「ものづくりのステップ」を見ていただく場合に、細分化されたステップ上の理解の観点でも、なかなか理解できないところがあります。例えば、製品企画に限ってみましても、ある者は“市場調査重視から顧客満足度展開に努める”とか、ある者は“物理的自然特性に基づく企画展開に努める”とか、ある者は“純粋に技術的な企画展開に努める”など、いろいろな展開が考えられます。
 これを6個の表現との対比でみるとどうなるのでしょうか。なかなか難しい関わりが考えられます。例えば、“市場調査重視から顧客満足度展開に努める”という場合は、6個の表現の全体を下地に「研究」と「設計」をイメージしながら「計画」を行うことになるのでしょう。また、“物理的自然特性に基づく企画展開に努める” という場合では、同様に6個の表現の全体を下地として「設計」を視野に入れながらの「研究」的な視点で「計画」を行うことになるのでしょう。・・・同じようなことを考えても、それぞれの目線によって、以後の展開が大きく違ってくることが予想できます。
 技術者の専門領域をみるとき、技術扱いに関するプロセスによる違いという観点についても、技術者の専門家としての違いが大きいことに気づくこととなります。なかなか難しいものですね!

 公益社団法人日本技術士会には、いろいろな専門性に関する技術者の方々がおられます。そして、その専門性に関しては機械部門、船舶・海洋部門、航空・宇宙部門、電気電子部門、化学部門、繊維部門、金属部門、資源工学部門、建設部門、上下水道部門、衛生工学部門、農業部門、森林部門、水産部門、経営工学部門、情報工学部門、応用理学部門、生物工学部門、環境部門、原子力・放射線部門などの21部門となる「技術部門別の種別」と、計画、研究、設計、分析、試験、評価などの「関わっていた技術者の立ち場の種別」の両方があるわけです。
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2014年08月18日

本部長のこころ(8)

社会の科学技術扱いと技術の専門家(その3)

ビジネスにも科学技術は有用ですが、その技術分野には限りない広さの間口があります。しかも、ビジネスに何が有効な分野であるかは未来系で決まります。この点をどのように考えればよいのか?


 ビジネス要素としてみた時に、技術には専門性からの複雑さの課題もありますが、経営上の端的な視点もあります。これはどのようなことなのかを考えてみます。
 ビジネス要素を考える時、ドラッカー博士の言葉が役立ちます。それは「企業の目的は“イノベーション”と“マーケティング”の2つしかない。それ以外は全てコストだ!」との発言です。つまり、商売として成り立つ条件は“付加価値の高い商品/製品を持っていること”(市場価値の高い商品開発)と、“商品/製品を付加価値の発生する場面で販売すること”(売れる市場で売ること)の2つしかないというのです。名言ですね!
 そして、ここで技術に関するものはイノベーション化要素に該当します。しかし、「技術力」と「イノベーション化」は近いところにあると思うのですが、一方では、その関係性はなかなか見えてきません。常に、もたらす結果(市場評価の表現)としてのみでイノベーション現象を得るのです。
 開発で得られた技術要素は、その時点ですでに劣化していることも考えられます。その上、そこに関係する技術者たちは、概して、変化対応能力面では弱い立場の考え方をする者が多いように思います。そこに内在し核となる技術(キーテクノロジー)を、社会/市場の変化に対応させることで、イノベーション効果を発揮することが考えられるのです。この発想は、昔から言い古された“風が吹けば、桶屋が儲かる!”式の発想です。つまり、現在の立場から、仮想と検証の未来系に対する場面の発想が可能になってくるのです。つまり、イノベーションとは〔「仮想」→「実現」→「仮想」→「実現」→・・・〕というシミュレーション発想のもたらす結果として得られるものではないでしょうか。
 ビジネスにとって重要なイノベーションは、技術の専門家にとっても力量で得られるものではなくて、「仮想」⇔「実現」の場面において「可能性の提示」と「実現の見込み」に対する重要な立場に立つ技術の専門家の支援が必要になるものになりそうです。
更に、世の中のビジネスが、グローバリゼーション化によって、更に複雑化を増してきましたから、この未来系に向けた技術発想は、ますます重要になっています。そして、このような技術展開の分野は、その扱いの難しさから“手つかず!”となっているのではないでしょうか?
 ビジネスの世界では、“再帰性の原理”が重要といわれています。優位性を持った商品を市場に投入すると、一時の市場拡大は得られるかも知れませんが、すぐに出てくる対抗製品の出現でその影響力を失う事態も生じてきます。このように何かの及ぼす市場影響には、どのように対応するのかという、未来へのシミュレーションを行う事が、今まで以上に大事になってきます。
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ここでも、レベルの高い技術的な評価に基づく“技術士の活動場”は拡大しています。
なぜなら企業のビジネスに関わっている分野とは異分野の技術で、レベルの高い技術が、そこでは求められるのですが、これに対応できる団体は国内の場合は公益社団法人日本技術士会の他にはありません。
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 ここで技術の専門家である技術士には、現存しない未来の開発商品に対して理解ができるのでしょうか? このような疑問を持たれる場合も生じるでしょう。しかし、ご安心下さい。科学技術に関しては、自然法則に準じて成立しておりますから、イノベーション要素に対する評価のための可能性の議論は可能です。

 但し、どのように有能な技術士であっても、専門となる領域の範囲には理解の限界があります。よって、集合体である公益社団法人日本技術士会にはそれなりの存在価値があるといえます。
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2014年08月17日

本部長のこころ(7)

社会の科学技術扱いと技術の専門家(その2)

科学技術の専門家が関わる分野は数限りなくあります。そのどれもが社会にとって重要な影響を及ぼすとすれば、「技術士」は、どのように社会は関わっていくべきなのでしょうか?


社会の科学技術扱いについて考えてみるとき、そこにはプラス要素とマイナス要素が内在します。その内在するマイナス要素に対しては、我慢できるレベルまで低下させて、かつ、保持しなければなりません。これは絶対に必要なことなんです。しかも、社会を構成する人間側には性格の多様性が必然として存在しますから、どのように守るのかは、とっても複雑で重要なテーマになります。
 しかも、近年の急激に変化している科学技術進化は、専門領域の深堀りと、過去では考えられなかった専門領域の融合化が進んでいますから、社会の構成員がそれらについてどれだけ理解しているかが大変に重要になります。つまり、先端科学技術領域までの範囲に対して、一般の社会人、それぞれの分野で活躍する業界人、科学技術に関係する全ての専門家、などの方々を視野に入れた“社会的な科学技術認知度UP”が問われる社会への突入の自覚がとっても必要な時代になっています。

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 例えば、現在では社会人の誰もが自家用自動車を運転して買い物に出かけたり、休日のレジャーを過ごしたりしています。その自動車利用の場面で、交通量の極度に少ない、誰も通らないような道路に入ったところで故障してしまったら、本当に困りますね。
 現在の自動車では、デザインを保持するボディの他に、燃料を含めた駆動系や、走行に欠かせないタイヤを含めた足回り系、最近顕著になった制御系など、複雑な技術に支えられています。特に、最近の自動車では制御系の複雑化が物凄いことになっています。今では、1台の自動車に対してCPUを40個以上も持っていて、内部がネットワークでつながっているものが多くなっていると聞きます。凄いですね!
 多くの専門分野とそれらの複合化の上で、沢山の製品は機能しています。それらが、どのように扱われて正常な機能発揮をするのか? もし、これらの機能要素が故障したりするとどうなるのか? など、どこかで目配せをし、かつ、これを社会に発信する機関がとっても大事になっていると思います。
 このような技術的な背景を前提にした技術扱いの急所とは、どのようなことになるのでしょうか? 先ずは質問者が事業経営者の場合で考えてみます。この事業経営において、現在では必ず発生する科学技術理解に基づく判断で困る場面が生じます。その時に、信頼できる専門家に科学技術に関する内容で質問ができ、かつ、有用な判断が得られるとすれば、ビジネス上での判断において、とっても役立つ場面になるとは思われませんか?
 もう少し、別の事例で考えてみたいと思います。私たちは美味しい食材には憧れをもっていますが、もしもまぐれで物凄い美味しい味付けができたとしたら、これを微小測定値までの領域で味の復元が可能になると考えてみたらどうでしょうか? 食品の味に関して興味のある方には大いに役立つことでしょう。例えば、ラーメンの全国チェーン店などでは味の保証が可能になるもので、すでに行われていると聞きます。
 更に、もう少しこのような内容を継続します。現在、レストラン等で食事をしたときに、美味しい食品が余ってしまったときにも、それは持ち帰りができません。食品の安全衛生面からの処置なんですが、いつも“もったいない!”と思います。この食品についてですが、商品の表示には“賞味期限”が表示されていて、期日に達すると一斉に廃却するという無駄をしています。昔は、期限が過ぎてしまっても、匂いを嗅いだり、舌先で安全を確認したりしながら、食べていたものです。これからの食糧不足時代を迎えると、このようなもったいない“日時だけで処分する”という廃却方法は見直しても良いかも知れません。
 他のいろいろな職種の現場について、素晴らしい職人さんが居られます。そこでは、聴覚に敏感な方が機械装置の故障や不具合の前兆現象に関する指摘をされて事故などの回避に役立つ情報源になっているというのです。これを技術的な対応によって、高速振動周波数や、微小振幅の領域での解析技術に基づく数値化表現によって、誰にでも可能になる携帯型の小型装置にできるとすればどうでしょうか? どの段階までその装置の性能が保持できるかについて、関係者全員が有能な評価者になれることを意味します。
 ・・・・・・
 これからのものづくりは、今まで以上にグローバル化は進むことでしょう。その “世界的な新しいものづくりプロセス” で、どんどんと生じてくる難しい事態に対して、どのように対処していくことになるでしょうか? その多くでは、営業的判断、経営的判断、民主的多数決判断、社会の法規的な判断などに加えて“科学技術的な判断”が重要になってきます。しかも、そのような場面では、一面的な科学技術に関する力量では対処がむつかしいことも予想できます。そこには、複数人で、複数の専門領域の科学技術者が、総合的に評価をすることで、次々と発生する新しい状況にも対処できるという、新しい俯瞰的な科学技術扱いが求められることに向かっていくことになると思います。
 私たち公益社団法人日本技術士会の社会的な役立ちの場面は、ますます大きくなってくるように思っております。
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2014年08月06日

本部長のこころ(6)

社会の科学技術扱いと技術の専門家(その1)

これからの社会の魅力化には、科学技術に必ず含まれているマイナス要素の扱いが重要です。このマイナス要素をどのように我慢できる程度までで維持できるのか?

 これからの日本は少子高齢化社会として迎える減速経済の中で、新しい目標が必要になっています。その目標に対する要素として、益々重要になってくる社会の科学技術扱いについて考えてみます。最初の視点は、私たちの生活の基本要素に付随するものを対象にするのがよいでしょう。それこそ「ライフライン」といわれるものです。それは「エネルギー」「水」「交通」「情報」を通して眺めることですが、日々のニュースや仕事や生活を通して、物凄い勢いで変化をしているのが、何となく感じられると思います。

(注)ライフライン (lifeline) とは、元は英語で「命綱」の意味だが、日本では主にエネルギー施設、水供給施設、交通施設、情報施設などを指して、生活に必須なインフラ設備を表す語。(ウィキペディア)


 先ずはエネルギーから考えてみます。例えば、エネルギー分野では電気を取り出すと水になり環境にやさしい水素ガスの燃料電池が、いよいよトヨタ自動車の次世代自動車(燃料電池車/FCV(Fuel Cell Vehicle))の発表で現実のものになってきます。その水素ガス利用の次世代自動車は近いうちに街中で溢れて走行する時代になるでしょう。しかし、一方では水素ガスは非常に危険なガスなんですね!それを用いた乗用車が大量に街中を走行する状態をイメージできるでしょうか。このように危険な水素ガス利用の自動車の走行で、本当に安全が保てるのでしょうか?皆さんもご存知のように、年間に数万人も交通事故で死亡者が出るほどの事故が発生しているのです。ここで、ガスタンクを持った自動車走行で爆発の危険を回避できるといえるのでしょうか?何か、とっても恐ろしい気がしませんか?

 次の水ではどうでしょうか。この場合の水は、地球表面に沢山ある海水ではありません。人間の生活に役立つ“淡水”がテーマです。日本はとっても恵まれていますが、世界的な課題は“水不足をどうやって乗り切るか?”というものです。最初に誰もが発想することは“海水の淡水化”という技術克服の課題になります。日本が先端をゆく技術は“逆浸透膜利用の淡水化装置”ですが、とてもグローバル・コスト的にコストは高過ぎます。水不足地帯の砂漠地域では、大型の太陽熱集熱による沸騰水から得られる淡水利用技術が用いられています。この淡水化技術の場合も、生活関連の利用において、用途に応じてどの程度の清浄度を達成して利用するのかという難しい判断が求められます。ここでも、理想と現実のテーマは大きく立ちはだかります。

 次のテーマである“交通”はどうでしょうか。ここの検討課題は、都市化と交通の課題です。つまり、“交通の安全課題”という視点です。過去の安全化テーマは、皆さんもよくご存じのように、掲げられた“安全第一”の標語に示されるものでした。ここでは、「安全第一の考え方で事を進めますが、人間のやることですから絶対ではありません!」という考え方でした。つまり、「作業を行う場合など、“注意すれば危険は回避できる!”という考え方」でした。これだけでは無理で、世界的にリスク対応の考え方に基づく安全化へと進んできました。つまり、“リスクアセスメント”発想です。・・・そうしますと、街の交通要素は、殆ど未達になってしまいました。“交差点はダメ”、 “踏切はダメ”、 “駅の開放ホームはダメ”、 “車道と歩道の関係もダメ”、・・・となって、全てが見直し対象です。

 皆さんも電車の乗り降りの際に“ホ―ムドアー設置” など目にされていますね・・・。

 実は、科学技術に基づく製品は、科学技術の±要素の内在する理論から、機能する仕組みの構築によって作動するのです。このことは、利用する機能がプラス要素だとすれば、そこに危険などのマイナス要素と混在で内部に保持しているものです。しかもこれは、絶対に外せない特性といえるものです。これはかなりやっかいなことです。


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 今の社会では、科学技術は日常的に必須なものです。これを外した生活も考えられなくなっています。つまり人間が生きていくための外せないものになってしまっているのです。このことは、人類が歴史的な時間の中の進化によって、現在の科学技術に支えられた社会を構築してしまったのですから、この社会的変化と学技術的進化のバランスを保たなければ、なりゆかない社会となってしまったのです。これは、ほんとうに“大変な時代に突入してしまった!”といえますね。

 日本においては、技術に関する専門家とは国家資格「技術士」を登録した技術者なんです。でも、一人の技術士には技術の全てが分かるわけではありません。それは、それぞれの技術の専門領域に関しての専門家なので、その領域を外れれば素人に近いことになるのです。この要素の対応は重大事ですから、社会はいろいろと対応を考えました。その狙いは、専門領域の横刺し串をどのように通すかという課題になりました。技術士には、専門性の中に「総合技術監理部門」という俯瞰的な技術扱いの専門領域を設けて登録をしています。また、この専門領域の横刺し串を社会に対する説明者として養成する機関として「サイエンスコミュニケーター養成大学院」課程を設けたり、「コミュニケーション・デザイン・センター」を大学に設けたりと動きが出ました。

 最初の「社会の科学技術扱い」に戻ります。ここで重要なことは、必ず保持しているプラス要素と、マイナス要素の扱いを、どのように我慢できるレベルで維持できるかということになります。複雑な社会で、明確な論理で機能する科学技術の特性を確実な領域で保持する社会の力量こそ、これから求められる進化した文化に支えられた社会の姿です。そして、これを日本で担う技術の専門家が「技術士」になります。しかも、それぞれの「技術士」の登録された専門領域が違うわけですから、それを包括する団体が「公益社団法人日本技術士会」なのです。しかも、東京以外の拠点が八本部となっております。(北海道本部、東北本部、北陸本部、中部本部、近畿本部、四国本部、九州本部)つまり、私たちは中部本部に所属し、傘下に各県単位活動グループがあります。

 この世の中に存在する全ての技術分野に対応している公益社団法人日本技術士会は、“本当に技術を網羅した団体として社会に役立っているのでしょうか?”と疑いながら対応したいと思っています。 ですから、社会の中で多くの技術分野に関わっておられる方々から、課題解決の質問を持ちかけて頂きたいと思っています。
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2014年01月17日

本部長としてのはなし(005)

スローガン技術士会活動が“役に立つ”場になるために!

 私達の日本技術士会中部本部は、技術に関する専門家集団として“技術に関する価値の宝庫”だと思っております。しかし、その宝はまだ会員の皆様のどこかに潜んでしまっているのではないでしょうか。この「“宝の潜在状態”を、何とか顕在化させる方法はないだろうか?」というのが日本技術士会中部本部活動の“役に立つ”活動の課題であると思っています。このためにこそ、「どうしたら “見える・引き出せる・利用できる” というところに引き出せないか?」という発想です。 なかなか難題ですが、ここでは安直なパクリは意味していません。もっと本質的なもので、社会に貢献し、活性化に有益なものをイメージしていますが、このための“技術者としての本質的な能力”に関わるものではないでしょうか。
 この会員・技術士の保持する能力は、例えば、若い技術士にはベンチャー経営者となって活動して頂いたり、企業内技術士には技術組織のリーダーとなって業界の旗手として活動して頂き、教育関連に従事されている技術士には実業界で果敢に挑戦し成果を挙げる未来の技術士を育てて頂き、行政側技術士には減速経済に突入するインフラ事業のあるべき姿を示されたり、地域産業の活性化に手助けをして頂くための橋渡し役を担って頂くのが良いイメージでしょうか。
 本題の“役に立つ”とは、そのような会員・技術士の皆様のそれぞれのお立場に、本質的な科学技術の思考として“公益社団法人日本技術士会中部本部”の中で意味があり、かつ、役に立つ場の提供と考えております。ここには、一般産業において近年では特に厳命が出ていると聞きます技術情報に関する“守秘義務”に関する漏洩や逸脱には抵触はしないと考えております。
 本質論として、我々日本技術士会中部本部による技術の専門家が関わる場の提供以外で、このように恵まれた場が他にあるとは思えないのですが、如何でしょうか?
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